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発達系女子のバイブル

とてもいい本を見つけました。
#発達系女子の明るい人生計画 (宇樹義子/著)

「発達系女子のバイブル」と帯にあるように、すごいおすすめです。
発達障害と愛着障害の混乱とどん底から助けを借りまくることで抜け出た、著者の経験と物語。そして具体的なノウハウやどこにどう助けをもとめていけばいいかということがこれでもかというくらい詰め込まれています。渦中にいる人が読めばメタ認知が得られ、次に何をしていいのかが見えてくると思いますし、支援者が読んでもどうサポートしていいのかというヒントが満載です。

ひきこもっていてもインターネットで援助希求しまくり、いろんな情報を本や支援者にもとめ、親から離れて、信頼できる人たちとともにひたすら試行錯誤を続けられたのがよかったのだろうなあと思います。

特に、現実問題として的に安心して頼れる専門家・支援者は3人に一人くらいだから、複数の支援機関や支援者にバランス良く頼って選んでいこうという部分は残念ながらそうだなあとおもいました。ザンネンな支援者を見抜くチェックリストは役にたちます。

情報的サポートと心理的サポートの両方が得られ、次の一歩としての実際的なサポートをどう得ていいのかフローチャートまでついています。 苦しい渦中にいてどうしていいかわからない人は、すこし元気になったらここにあるような知識をもって試行錯誤するだけでもだいぶ違うのではないでしょうか。


EMDRやホログラフィートーク、TFTなどのセッションを受けた体験のトラウマケアの部分も役に立ちました。

ただ本を読むずくや力がない人向けにYoutubeやチャットボットなどもあったらいいなあと思いました。

あるラボのような地域のピアサークルや、オンラインの当事者会、ネットでも相談できる仕組みもなどもっともっと必要。
あとどちらかというとASよりの発達系女子向けなので、ADHDよりの内容もほしいかも・・。そういう本はあるかな。

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