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(レポ)松本圏域強度行動障がい児・者事例検討会

自閉症には筆談コミュニケーション

地域内の複数の相談支援センターが合同で企画した、平成30年度松本圏域強度行動障がい児・者事例検討会が開催されました。
多くは福祉事業所(行政、行動援護や相談支援、放課後等ディ、生活介護、入所施設など)の関係者でしたが地元の特別支援学校の先生の参加もありました。

昨年のこの時期に開催した会は地域の体制に関してのグループワークでしたが、本年度は事例検討会でした。
だいぶ地域でのコンセンサスができてきたように思います。医療、教育、福祉、行政、親の会などで当事者の人権を共通理解、言語にした連携ができるといいなと思いました。

ミニレクチャーのあと事例検討を2ケースしましたが、やはり支援者間での統一した関わり、母子分離、スケジューリング、コミュニケーション(声掛けで終わっている)に課題がありました。筆談コミュニケーション、選択肢を示して本人にちゃんと聞く、自分で動けるような環境調整などが基本として広まるといいと思います。医療の位置づけは相変わらず課題で、医療者はこういう場に出てこない(来られない)し、一番遅れているなぁ・・。

同僚と広めまくっていて当地でもだいぶ浸透してきた、おめめどうのグッズ(巻カレンダー、スケジュール、コミュメモ)や考え方を実例とともに紹介して、実際にグッズや書籍の販売も行いました。聞いたことはあって知ってはいる人は増えてきましたが実際にネットで注文までする人はまだ少なく、こういった場での直接販売はニーズはありますね。

相談支援期間、養護学校の先生なども購入してくれ職場でも共有すると言ってくれました。とりあえずどんどん使ってみて感触をつかんでもらえればと思います。

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