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来週末の12月2日(日曜日)ですが、諏訪のライトイットアップ実行委員会などの方々が実行委員会形式で持ち寄りパーティー方式のイベントを開催。
諏訪湖畔の歴史と文化の片倉館(1000人風呂で有名)で開催だそうです。

・クリスマスイベントを通じて、様々な人の交流を図る。
・福祉っぽくない、おしゃれなイベント
・障害を持つ人の社会参加をはかる。

というイベントのようです。クリスマスツリーやジャズなどの音楽もあるようですよ。

入浴がてら、あるラボの案内、支援グッズ(おめめどう商品)や療育グッズ、イベントのチラシ、古本などをもってブースを出して参加しようとと思っています〜。
やりたいこと、持ち寄りたいこと、売りたいものなどあればご連絡ください。
近くの方、ぜひ、おでかけくださいね。

同じような企画を、安曇野市の、しゃくなげの湯の有明の間でやってもおしゃれな感じにならないんだろうなぁ・・・。
これは場のパワーですね。

本日は大町市で開かれたオルカの輪の会(大北地区発達障害の子をもつ親の会)に参加してきました。

オルカとはシャチの事で子供に愛情が深く家族の絆が強く人間と似ているということで名づけたそうです。奥が深いですね~!

勉強会の講師に信州大学医学部子どものこころの発達教室 特任准助教 樋端先生をお迎えして「医療現場から見た発達障害」をテーマに時折親に問題を投げかけるという楽しいものでした。

つい親が言いたくなる(言ってしまう)ベスト3

・早く
・待って
・言う事を聞きなさい

ここで親に対して先生から問いかけが出される。

「子供に対してイライラして怒鳴ったり手をあげてしまうのはどんな時ですか?」

言う事を聞いてくれない時、自分に余裕が無い時など・・・
これって全て親の都合ですよね?

発達障害の子供からしたら

・早く出来ないよー、まだできないよー。
・これがきになるんだよー、今すぐやりたいんだよー。
・納得できなんだよ、わからないんだよー。

だから発達障害なんだよーなのです。おぉ~納得!!

凹凸を平らにしたくなりますか?大抵の親はみんなと違うと不安になります。
でもちょっと考えてみてください。その凹凸を強みにしたらどうでしょうか?

・発達の保証を(一方的に高い目標ラインをひかれると自己肯定感が下がるだけ、だけど将来居場所がなくならないようなことは身につけさせる)
・凹は代償方略を(ツールを使う、人に頼むなど)
・凸を活かす(伸びやすいところに着目して伸ばしてあげる)

そして3つの大切な物とは?

・知識(情報的支援)
・余裕(心理的支援、実際の支援、仲間)
・対話の継続(コミュニケーション支援)

そして穏やかに、繰り返し、そして待つ。行動に注目して本人の体験を聞く(想像する)、環境や指示の工夫し、一貫した対応をおこなう。きちんと本人が納得する形で理由を伝える。

好ましい行動は褒める、好ましくない行動はスルーする、自分や他人を傷つける行動はルールを作って一貫した対応を!

さらに誰のための診断、アセスメントですか?

アセスメントをもとに、本人が今 苦痛なく、不安無く、混乱なく過ごせる(本人が楽しく、安心でき、わかる)、先へつながるような具体的な支援や配慮を継続することが重要。子どもにとっていい環境を準備するための、周囲に対しての診断です。

診断された親に頑張って!なんて言われると悲しくなります。
もう十分頑張ってますから。

余裕がある人が余裕が無い人を助けるのが原則で逆になると悲劇、知識があっても余裕も必要。ヘルプをだして助けてもらえる環境、対話の継続、フラットにオープンに、医療は親・子・支援者の潤滑油的な存在であれば良い。医療ー教育ー福祉ー行政という連携がうまくとれていなのが、今一番問題視されているところです。

この連携がうまくとれていくと、もっと親も子も生きやすくなっていくのですが・・・大きな課題ですね。

そして二次障害の予防が一番大事です。0次特性は強みにもなりうるので、子どもの好きと得意を大切に成長を楽しみに観察することはとても大事です。その特性(才能)が天才に生まれ変わるかもしれませんよ!

そして行きていく上でいちばん大事なのが援助希求・・・自援力・ヘルプシーキング
誰かに助けを求める!生きていく上でこれは絶対身につけておきたいスキルです。
思い切って援助をもとめたときに助けてもらえたという経験から身につけられるものです。

試行錯誤を保証する(挑戦したことを肯定。失敗してもやり直しは出来るという保証、安心感)、支援付き試行錯誤(将来を見据えて自分で選んで決め、上手く行かなかったことも含め結果をひきうけ自己理解を深め対処を工夫する力)
自分を知って、自分を社会にどう位置付けるか?(自分でやれること、やれない事を見極めることが出来る)

親離れは本能的、子離れは意識的だといいます。

親の言いなりにしない、本人で意思決定する環境を作ってあげる。
思春期は自分で考える力を養う大事な時期です。
福祉の活動、余暇活動支援、自己理解の促進、親離れ子離れの支援。

成年移行期には色々な問題が起こります。当事者である子ども抜きで親や周囲が色々決めるようなことはしてはいけません。

当事者・支援者・医療・教育・福祉を超えた対話の場が必要。

連携・移行の為のガイドラインやツールが必要←これが今一番問題視されているところでしょうか?
医療をもっとうまく活用して、発達障害の親も子も生きやすくなっていくと良いですね。

次回のオルカの輪は1/10にえじそんくらぶ長野の阿部優美子さんをお迎えして「ストレスケア」だそうです。発達障害の親はとにかくストレスを抱えがちです。心のメンテナンスしてみませんか?

 

 

 

大人の発達障害あるあるラボ^大人の部~12月22日(土)13:00~塩尻総合文化センター2F和室。参加費200円。申し込み不要。aruarulabo@gmail.com

 

12月22日(土)塩尻あるあるラボ当事者会大人の部開催します。

場所:塩尻総合文化センター2F和室。地図

時間:13:00~16:00

参加費:200円

申し込み不要

お問い合わせ:aruarulabo@gmail.com

 

 

 

「発達障害者の理解と対応について」
講師は国立重度知的障害者総合支援施設 のぞみ園 日詰正文先生でした。
冒頭からケースのお話し、本題に入るまでに数十分。癒しの声色にもってかれる(笑)
ご本人も「眠気を誘う声なので、寝てもらって構いません」とおっしゃられスタート。
時折ワーキングを交え、終始和やかな雰囲気での研修でした。具体的で実践的な内容に大満足しました。以下レポです。

[現状と対応について]
・発達障害ということば自体の認知度は上がってきたが、実態を知らない。
・発達障害と診断された場合に「残念ですが」といういい方は絶対しない
「特性を知って前向きに生きていきましょう」
・かっこいい当事者のエピソードを語る
ADHD、ブレーキがかかった瞬間に褒めること、これは依存症の対応と同じ。
・障害者虐待対応、叩く瞬間に止める練習をする、止めてもらう練習をする。
・「こだわり」の強さ、以前に成功した方法をやり続ける、違う方法の提案=修正
発達障害児者の視野について、中心よりも周りがよく見える=周辺視野の拡大。物が
見えすぎて困る。音が入りすぎる、物が見えすぎる=注意を向けられずに困っている⇒環境調整を。
・専門職はいま上手にできている人を褒めること、すなわち知識を持つこと。
・情報量が多くて困る、うまくいった体験を繰り返す、前やってたやり方にこだわる⇒
選択肢を増やすこと。叱るだけではなく、○の台本を練習する。
・SST、機能分析の難しさ、失敗しそうな場面ほど練習が必要。
・強度行動障害:スタッフが同じことをする、一貫性をもたせる

[課題]
・学校でやっていることがその先につながっていない。学校と企業・病院の連携をもっ
と密に。何もすることがない時間に不安になり暴れる、日課を組み立てるなど学校の先
生が知っている。このあたりは文科省に提言している。
・家族へのアプローチが医療ではしづらいので福祉サービスの中で。
・病院に訪問してコミュニケーションがとれるように予算化された(重度訪問介護)福祉との連携を密に。

大北で、ゆるったりと、すてきな仲間と、まったり ほんね の話し合いができる場をほぼ毎月開催している、ゆるすまほの会という会があります。

そのイベント。今年は、ふたご座流星群の条件がいいそうです。
晴れれば流れ星がかならず見られますよ〜。
しし座流星雨のときを思い出します。

授業で星のことをやっていた小学校の頃に興味をもち、たまたま行った市民文化センターの天文教室での経験から、のちのち天文同好会に入って趣味が広がった私的にも興味があるイベントです。

冬場の天体観望はブクブクに着込んで観望やメシエマラソン、写真撮影したり、車が来て光がはいってオジャンみたいなイメージがありますね。
暖かい飲み物を飲みながら語るというのが楽しかったですね〜。

(といぴ)

11月11日はポッキーとプリッツの日でしたが、私にとっては親子のあるあるラボの開催日でした。

大人はスタッフ含めて9人でお話をして、子供は6人程でおやつ作り。

話題は「子供の出来るをどう支えるか。子供のしたいをどう引き出すか」。

十分な支援というのは、顔の見える連携を確立させることであり、支援者自身が余裕を持って取り組むこと。
やはり、発達障害はゆっくり発達する人達なので、そのゆっくりさに不安や焦りを募らせない自己コントロールが、親を含めた支援者側に必要であるように感じました。

そして、これもきっと付き物でしょう。
本人の認知が変わる瞬間。「あれ?自分は周囲とちょっと違うぞ?」と気が付く時に親はどう振る舞うか。

発達障害の告知は必要か不必要かという話もある位なので、この辺も普段から本人と雑談も含めてどれ位コミュニケーションを積み重ねてきたかによるかもしれませんが、まー、思春期難しいよね!

決定打は無い話題というのは、むしろ 毎回あるのですが、今ある視点からアングルが少し変化するだけでその場にいるのが苦ではなくなる事はよくあります。

息子は会の最中、たこ焼きを焼いていたそうですが、上手にたこ焼きをひっくり返していたそうです。あの人、まだまだ満足にお箸を持てない人なんですけど、少し手の筋力が付いてきたのかなと思いました。

目下の課題は、スタッフ人員不足。
発達障害の子供と遊んで、特性への対応を肌で学んでいきたい人募集中!!
発達障害ってだけでやっぱり一般施設の利用のハードルは上がりますね〜!
こちらからもアプローチしていきますけど、学びたい人ぜひ来て〜!!

そして次回はまだ未定ですが、1月の第二土曜日開催予定!
正式に決まったら、またご連絡致します!

そして、今回の会場で息子が懸命に読んでいた絵本はこれ。
特撮を作っている人達のお仕事を解説した絵本です。

息子!!特撮業界行ってみる?
「僕はお金持ちになるのー!!」

そっかー!夢はおっきい方がいいね!

毎月第1、第3日曜日の午前に様々な余暇活動支援や体験活動をおこなっている、座・TABCLOの次回の活動は和太鼓の体験です。


桔梗太鼓×(日)の作業! 座・テブクロの「(日)の作業!」。
今回は文化の秋。立冬は過ぎましたがまだまだ晩秋です。
というわけで、今回は和太鼓体験行います。塩尻の桔梗太鼓さんにご協力いただき、本格的な太鼓をやりますよー!!!

*参加費は1,000円です。
*その他、動きやすい装い、飲食などに必要なお金は各自でご持参ください。

◎平成30年11月18日(日)
◎NPO法人ケ・セラ (南松本駅近く)
◎集合9:00 解散12:00
企画・運営:座・TABCLO(一般社団法人テーブルクロス)
TEL:0265₋75₋9014 tc-n@outlook.com 代表理事:二宮彰浩”

 

和太鼓を叩いてみたい方。ストレスがたまっている方。不登校やひきこもりがちの方。暇さ(心の食欲)を感じている方、余暇活動を見つけたい方、第一歩を踏み出したい方、仲間が欲しい方。連絡の上、どうぞご参加ください。

11月11日に開催された親子あるラボのレポートです。

前回の池田町に引き続き、今回は松川村の子どもみらいセンターかがやきで発達障害あるあるラボ親子編を開催しました。

かがやきは4月にオープンしたばかりの施設で、ミニ体育館、調理室、会議室、未就学児向けの子どもスペースなどが充実しています。
教育委員会も中にはいっているようで、児童館や遊びの教室なども行われているようです。発達障害の子向けの中学校の部活ではやらないような思春期の余暇活動プログラムやりたいなぁ・・。

施設には村内外から親子連れや高校生までの子どもが遊びに来ていました。

あるラボは調理スペースのついた会議室と会議室を借り切っておこなわれました。

大北の参加者が中心でしたが遠くは南信からも参加者があり、座談会は複数の母親(子どもの年齢は様々)の他に教員、療育コーディネーター、成人当事者、医師、村からはケースワーカー、教育委員会の職員と豪華な顔ぶれになりました。

思春期の本人のモチベーションの考え方、特性の伝え方、親戚との付き合いなどが話題にあがりました。

放課後等ディなどに頼める親はよいですが、そこまでサポートが得られていない場合もあり親もなかなかこういう会には参加できなかったりします。

子どもにも様々な体験ができるようにと、今回は子どもも活動(たこ焼き、いももち)を準備しました。

交代で複数の大人がついていても、特性のある子たちなので目を離せば自由に他のスペースに遊びにいってしまう子もいます。構造化やボランティアにも加わってもらうなど子どもたちのプログラムをどうするかは課題ですね。

信州大学子どものこころ診療部主催のセミナーのご案内です。

今回は高等教育における発達障害支援がテーマ。
高等教育機関でも学生相談室などは充実してきましたが、実際にどのような支援が行われているのでしょうか。興味深いお話が聞けることと思います。

”日時: 2018年12月8日(土) 10:00~12:00(9:30開場)
会場:信州大学医学部附属病院 外来棟4階大会議室
講師 篠田 直子 先生
信州大学学生相談センター 障害学生支援室 室長

「発達障害のある大学生の支援」

今回は信州大学で学生支援にあたられている先生にお話いただきます。
大学、高校などの関係者、親、御本人、支援者どなたでもご参加ください。

◆ 対  象  どなたでもご参加いただけます
※託児はありません
◆ 定  員  150名(先着順)
◆ 参 加 費  無料  ◆ 申込方法  信大子どものこころ診療部ホームページ
申し込みフォームよりお申し込みください。
準備の都合上、必ず事前のお申し込みをお願いします
◆ 交通機関について
附属病院駐車場をご利用いただけます。( 駐車割引券をお出しします。)
駐車台数に限りがございますので、できるだけ公共交通機をご利用ください。

NHK発達障害キャンペーン

NHKが11月11日から11月25日まで発達障害関係の番組を集中的に放映するようです。
「#発達障害って何だろう」をテーマにさまざまな番組でお伝えするキャンペーンだそうです。
怒涛のごとくですね・・。録画予約しよっと・・。


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外から目線だけではなく、感覚の問題や生活障害など内から線で伝える番組が増えてきているのはいいですね。