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~今週のお知らせ~ 「#趣味について語ろう」
8月2日(金) 14:00~16:00
北安曇郡松川村 こども未来センター2階 ふれあい広場
【第55回 ゆるすまほの会】の開催です!


関東甲信は梅雨明け間近?でしょうか。毎日蒸し蒸しとした日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

今回は、第55回というゾロ目記念としていつもと違うことをやります😄
悩みや困りごとをテーマにではなく、参加者さん同士で自分の趣味を紹介したり、趣味について楽しく話してみよう❗という会にします(^^)

2時間、長いようで短いかと思いますが思う存分趣味について語り合いましょう👍
…ちなみに、わたくし宮川の趣味は色々あるのですが星空を写真に撮ったり、都市伝説などオカルト系が大好物ですw

皆さんの参加をお待ちしています😄

地元の高校生書道パフォーマンスチームや養護学校の太鼓やダンスもステージで披露されます。

詳細はこちら

7月24日に上田市で開催された、上昇圏域第5期障害福祉計画推進研修。
のぞみの園、日詰さんの話のまとめ(+α)おすそわけです。

本人の体験に近づく(表出性コミュニケーション)

自閉症と知的障害の併存例に多い強度行動障害は本人が困っているという表出である。アセスメントがなく表面上のことだけ抑え込もうとすると支配、虐待になる。家族や支援者は一人で抱えずに本人の出しているメッセージをうけとって、仲間でチームをつくって本人が困っていること、苦しいことを解消して安心して過ごせるようにする。(氷山モデル、機能分析、表出コミュニケーション)

本人に伝える(理解(受容)コミュニケーション)

社会の中で一緒に生きていくために、自分の体と周囲の人とどう付き合っていくのかということに関して、未学習だったり誤学習していたりすることが多い。誰からも本人に分かるようにきちんと伝えられないまま来てしまっている。もう一度時間をかけて覚え直していきませんか、ということを本人にも求めていく。(構造化、機能分析、視覚的支援)

コミュニケーション、情報環境、刺激の調整

上記による対話を通じて、本人にあったコミュニケーションの方法、情報環境(時間、空間)、刺激を工夫する。ポイントを引き継ぎ一貫性のある支援を広げる。

※感覚や体験世界が少数派で違いすぎる(インプットが違う)のに、多数派にそれが知られておらず表出(アウトプットが違う)できないために、行動障害で表出したり自閉するしかなくなってしまっているということ。

※専門家とうまく繋がれなくなっている家族もいる。先輩親、戦友としてのペアレントメンターがいい場合も。
ペアレントメンターのポイントは2つ
・話を聞くトレーニング(お説教じゃなくて聞く)
・専門家のように背負いすぎない(指導や助言は無理せず)

※体の変化も気づきにくい、訴えられない。自閉症の方には消化器の問題なども多い。健康管理は大事。虫歯などは気づかれやすいが、中年くらいになって落ち着かなくなったとおもったら視力や聴力の低下が原因だったりすることとも。 健康管理っておろそかにしちゃいけない。障害者ドックなども。

※ 企業が主導の配慮や、センサリーフレンドリーの取り組み。避難所へのデジタル耳栓の配布。イギリスなどでのスーパーのクワイエットアワーなどの取り組みが日本の大手ショッピングセンターなどでも始まっている。ANAとJDDなどでの飛行機の搭乗体験などの機会も。

あるあるラボ大人の当事者会塩尻支部~。5人の参加でした

本日は新規の参加者が加わり5名での開催となりました。

吉野さんが手作りのアイスコーヒーを持参してくださり、良い香りに癒されながらの、フリートーク。もうかれこれ2回め?ですが、毎回濃い話。

前半はそれぞれの課題を持ち寄り、分かち合いです。明確 な解決策がぽんと披露されるという事ではないのですが、今後自分がどのように自分の課題と向き合っていくかの示唆が与えられる事もあります。

さしずめわたしに関しては、今のスタイルのまま進めば良いという事ですかね。その確認ができたという意味では、とても収穫のある数時間でしたよ。

後半は精神障がい者が抱える現状を、再確認できました。やはり当事者の生の声を社会に届けたい!

自分たちがいきいきと生きていける社会を作りたいです!

今回は、選挙前日という事と、何か塩尻でのイベントが開催されていたようで、太鼓の音や人の声でざわざわした中での開催となりましたが、自分の思いを語りつくせたかな?

基本的に第4土曜日を塩尻当事者会にできたらいいかな?思いました。

ぜひ一緒に交わって日頃の貯まったうっぷんを吐き出しにきてください~。

7月15日 14:00~16:00 松本Mウイング3階
第一部:LGBTの基礎知識 講演者:長岡春奈

今の性的少数派を巡る現状をデーターから説明していただき、目に見える形で説明をしていただきました。わかりやすくて良かったです。小中学校ではいじめ(からかいやしかとを含めて)が8割以上、自殺も11歳~から急増している。といった事が、パネルに明記。以下なるほど思った事をつらつらと書いてみました。

・国としても人権問題としてLGBTへの差別をしてはいけないと、きちんと明記されている。(これはあまり一般に浸透していないような・・・)

・性別には様々な形がある。その1つが同性愛だったり性同一性障害だったりする。が、学校教師の中には「異性愛が当たり前」という偏見がまだあるらしい。

・性愛指向は一生涯で揺れ動く、子供の時は異性愛、大人になってから同性が好きなるといった変化もありえる、けして一致していない。(そうなんだ!)

・アライ(支援者、理解者)が増えてきたら偏見はうんと減るのではないか(確かに。)

・言って欲しくない言葉
ーおねえ、おかま。一部の芸能人が自ら言っているが、これは芸能人だから。一般の人は、使わないで欲しい。

・治療法は最初カウンセリングから入る。ホルモン治療→手術と進みますが、実際手術を希望する人は少ない。要は避妊手術。自己責任で判断。長野県には専門治療機関がない、長野県は性的少数派への対応は後進県です!

カミングアウトされたら優しく受け止めて欲しい。高校生くらいまではカミングアウトできずに独りで抱えている人が多い。気が弱い人は自殺へ追い込まれていく。

アウティング(カミングアウトされた後で、軽い気持ちで周囲に言いふらす事)は絶対にやめて欲しい。当事者は傷つく。

・芸能人や著名人に性的少数派が多い。

・平成15年に特例法制定ー性的少数派への差別を禁止する法律制定
ー未成年者の子供がいる場合は性転換は禁止。
ー結婚しても性転換禁止→日本の法律では重婚罪になる(?)
ー20歳以上でないと性転換手術が受けられない。
ー手術は保険適応。ホルモン治療は保険適応外。

・国内に46000人は性的少数派がいるとされている
ー11人に1人。もっと多いのでは?( 長岡春奈 さんの弁)

・企業対応の改善が急務。サポート制度も不十分。

・性的少数派は仕事が選べない。

・同性婚を認めるために国も動き始めている、長野県は、かなり遅れている。(同じ長野県人としてお恥ずかしい・・・)

・学校の制服が選べるようになってきている
ー男性もスカートがはける

・LGBTが入りやすいトイレが増えつつある。戸籍など男女性別記入欄がなくなってきている。他もろもろ。


第二部:LGBTの人権擁護請願の話:如月唯 、LGBT(レインボーフェローズ)活動報告

当事者としての実体験をお聞きしました~。幼稚園から違和感ー発達障害者当事者と共通していますね。伊那市、駒ヶ根市などに LGBTの人権擁護請願 書提出。塩尻や松本など一部の地域では採択。サポート窓口もできた。

おお!わが街塩尻さすが~、相談窓口あるそうな~。それにしても長野県はもうちっとがんばらないと~。紙情報がないのが、ちとわたしにはしんどかったです。できれば紙でもお話を確認できるサポートしてくれるとうれしい。

主催:三重県・全寮制・青山高等学校(全日制普通科)

[ひろりん的所感]ひとこと(笑)
 ・親は過干渉せずに子どもを信じて待て‼️

実体験からいうと、私は不登校はしなかったけど、自殺企図した。うちの親は色々言わずに、ここぞって時だけ救ってくれた。その距離感大事。つかず離れず。母がのちに言ってたのは、「必ず戻ってくると思っていた。」と。「死ぬこと以外はかすり傷」

 
以下、詳細です。長文ですが、よかったら😁

◇原因は?
 「分からない」
   振り返るとわかる。

◇犯人探しはやめよう
  犯人探しをする大人たち

◇体験トーク
 青山高等学校に通う不登校経験された高校2年生の生徒さんのトーク、会場からの質問カードに答えてくれました。
 ・不登校の理由を聞かずに「行け」と言われるのは嫌だった。
 ・不登校中は、何かを考えているわけではなく、時間が過ぎるのをただ待つ。
 ・日中同級生にあったらやだなと思って外にでれない。
 ・親が何も言わなかったのはよかった。
 ・あまり接してもらわないのがよい。が、1日にひとことだけ声をかけて欲しい。
 ・月に1回連れ出してくれたのがよかった。見たことがなかった世界に触れることができた。
 ・自宅で家事手伝いをすると「やってくれたんだ、ありがとう」と言われたのがうれしかった。
 ・周りは変わらない、ならば自分が変わるしかないと思った。
  
◇子どもの傾向(⇒特性あるひとかな)
 感受性の強い子が多い。ことばにできず、もやもやする。
   ・気にしすぎる(良く気が付く、やさしい→HSPか?)
   ・こだわり(1かゼロ、好き嫌い)
   ・人づきあいが苦手(考えすぎ、言いすぎる)
     
      ⇒不安のスパイラル⇒どんどん自信がなくなっていく・・・

◇自信回復ステップ

①不安に触れない
  ・過去のこと
  ・勉強・学校に関すること

  ⇒子供に考える余裕を与える

②一緒に活動する(共同活動法)
 ・家庭でできることを
 ・不登校扱いしない

  ⇒信頼関係を築く

③ほめる
  男子は「タイミング」男は女に褒められても響かない。
    集中している時に声をかけない。
  女子には「ありがとう」貢献感

   ⇒認められると「居場所」ができる

◇長期化(3か月以上)の危険性

  ・生活改善の難しさ
   人の細胞は3か月で入れ替わる。不登校細胞ができあがる。
  ・2つの居場所づくり

  ⇒将来を第2の居場所にする方法も
   「家庭」と「家庭の外」に居場所をつくる。
   中学1、2年生⇒資料を取り寄せろ
   中学3年生⇒志望校に見学に行くべし(夏休みが勝負)

                                

文責:ひろりん

【ラセスタの由来】円谷プロが生んだ特撮ヒーロー「ウルトラマン」はご存じですよね。

由来はイクメンでも知られるタレント・つるの剛士が主人公を演じた「ウルトラマンダイナ」の『少年宇宙人』からになります。

はるか遠い惑星から地球の夫婦に預けられた子供が、10歳になった時に自分が宇宙人である事、生まれた惑星に戻る為に旅に出なければならない事知り、親しい学校の仲間と共に宇宙へ旅立つ準備をするという物語です。

宇宙人の少年が生まれた惑星の名前は「ラセスタ星」と言います。

発達障害の当事者を揶揄する時に周囲から「宇宙人」と呼ばれる事は、ままある事です。時折、周囲の理解に苦しむ行動を敢えて選択する発達障害の子供たちですが

☆本人なりの自己理解をすること
☆本人なりの形で社会にチャレンジする力を持つこと
☆周囲から適切な協力を得られること

を成長と共に獲得できると、社会で活躍できるちょっと面白い大人になれる可能性を秘めています。

発達障害・思春期カフェ『ラセスタ』は、そんな可能性を秘めているけど今の生活のつまづきに頭を悩ませる、親や子供が集える場所を目指しています。

そうそう。

宇宙に旅立った友達を見送った仲間は、再び友達に会う為に科学者とロケット開発者になると誓います。発達障害の友達と仲良くなりたい、発達障害を知りたい子供と大人達にも、ラセスタはその門を開いています。

【開催日】 8月1日、22日(木)13時~17時 (ラストオーダー16時30分)

【開催場所】 野の花茶屋だ・もんで

【入場料】200円(追加オーダーで飲食可能)

【対象】10歳~20歳位まで。親子での入場も可能。

【内容】

発達障害のピアサークル「大人の発達障害あるあるラボ」のスタッフなど、発達障害の当事者や発達障害の子供を持つ親が、来店者のお話を聞いたりして過ごします。在店中は本名を話す必要はありません。話をしたくなくても大丈夫。意思表示カードを準備しておきます。発達障害でも大人になれる。そんな事を知ってもらえたらと思います。

2019年6月30日、あるラボの仲間が、かねてから練っていた告知劇を企画上演しました。
教会の荘厳な雰囲気と音楽もマッチしていてなかなか完成度高し。フォルクローレの音楽やコント、対談による当事者の語り、解説など、トークライブとはまた違った良い形のものになり、理解がひろまりました。
Youtubeでどうぞ。

信州特別支援育カンファレンスは長野県で特別支援教育に関わる先生や保護者などが参加して、あーだこーだ楽しくやっている会です。今年で一区切りで最後とのことです。

昨年ちょっとだけ参加させていただきましたが、テーマは多岐にわたり、つくったものなどの展示もあったり楽しい雰囲気でした。
今年も上田の長野大学で開催です。