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2019年5月29の信濃毎日新聞に、「大人のあるラボ」、今年の「塩尻トークライブ」でもスピーカーとして登壇いただいたYさんの投書が掲載されました。

星に語りて』上映試写会

日時 6月15日(土)14:15~ 2時間ほど

場所 第2コムハウスゆい(松本市新村2750)
参加費 無料

<あるぷす福祉会より>
平素よりお世話になり感謝申し上げます。
さて、今回は映画会のご案内です。きょうされん40周年記念で制作した『星に語りて』という映画の試写会のご案内です。

この映画は、東日本大震災をテーマに障害のある人と支援者を題材にした作品です。有名な俳優さんに加え、障害の当事者も役者として参加されています。東日本大震災では、一般の人に比べ障害のある人の死亡率は2倍であったという事実をこの映画を通じて知りました。当時を知る証言者たちへの取材を基に作られた作品です。

アルプス福祉会では、この映画の上映権を購入しました。2年間使用できます。

この試写会で多くの方に見ていただいたのち、公民館・施設・学校・職場など地域の様々な場所で上映会をして、一人でも多くの方に見ていただきたいと考えています。(その時には、一人1,000円ほどのご負担いただいて。)

皆さんの地域や職場で企画しませんか。機材を準備して一緒に上映会を行います。たとえわずかな人数でも構いません。

「多くの人に観ていただきたい」それが私たちが考えているところです。今回は、そのキックオフとして無料試写会を行います。

ぜひお誘い合せのうえ、お出かけください。
詳細は以下の通りです。(チラシ添付します)

ごちゃまぜはどんどん仕掛けていって熱いなあ〜。6月22日、23日はハピスポだというのに・・・。熱量を中信にも飛び火させよう。
ごちゃまぜカフェ行ってみたい方も。

子どもを虐待から守る会の定時総会に合わせた研修会です。会員、および専門職限定ですがどうぞ。社会に必要なのは対話とそれに基づく想像力。

期日:2019年6月22日(土) 14時~17時
会場:勤労者福祉センター 2-1会議室
参加費:会員500円、非会員1000円
虐待研修会 テーマ:『多胎育児への支援を考える』 
※会員及び専門職限定になります。
 「多胎育児の課題、多胎育児の背景と現状、専門職として求められる支援」 日本多胎支援協会理事 服部律子氏
 「愛知の事件の概要、ぎふ多胎ネットの活動」     糸魚川誠子氏

<松本市共催>

告知劇というジャンルがあるそうです(ex.おはよう日本〜生きづらさを描いた劇
発達障害の当事者有志が活動中の劇団員の力も借りて劇に挑戦します。

6/29(土)子どもが未来に希望を持てる大人のあり方 ~「つらさを抱えた子ども達」と「希望を届けるメディアsoar」の対話~

化学反応が起きそうな、未来的なコワーキングスペース、塩尻スナバでのイベントです。子どもや若者が声をあげ、それに大人が応える。soar代表理事の工藤瑞穂さんの基調講演に加え、小学生〜高校生、そして若者、かつての若者の大人のスピーカーが色んな角度から支援する大人たちがオープン、フラットな場でがポリフォニーとなって対話するワークショップの企画です。スナバ会員500円、それ以外は前売り2000円、当日3000円と有料ですが損はさせません(懇親会費こみ)
「ミカプロ」や「あるラボ」に関わるメンバーも複数ファシリテーターとして参加します。

◯13:00
開場・受付開始

◯13:30-14:00
つらさを乗り越えた子どもたちからのメッセージ

◯14:00-14:50
基調講演(NPO法人soar代表 工藤瑞穂)

◯15:00-15:50
グループディスカッション

◯16:00-17:00
懇親会

申込みはこちら



長野県LD等発達障害児者親の会「よつ葉の会」も活動が盛んですね。
ご案内いただきました。
中信エリアでは松本養護学校の教育相談の宮内かつら先生のお話です。
毎年、とてもわかりやすく好評です。

同じ日に長野でもよつ葉の会の講演会があります。
こちらは稲荷山養護学校の原伸生先生です。

6月29日には飯田で新美先生がお話されます。

5月11日に開催されました、親子の発達障害あるあるラボのレポートです。

今回はスタッフ含め大人11名、子供5名での開催となりました。

発達障害児の子育ての苦労する点、二分の一成人式で将来なりたいものを言わされるのツラい、先生が良いと関わりが手厚くなって通いやすくなる等話題は雑談形式で多彩に生まれました。

療育の話題もありました。
療育も本人の発達の程度を考慮しながら、押し付けにならないように実施していかないと、学びそのものへの抵抗感が生まれてしまうといった話がありました。
発達障害ケア界隈では、療育の是非は常に語られています。ユーザーとしてもなかなか目が離せない話題でした。

今回の参加者には不登校経験者の方もいらっしゃいました。その場では発言はありませんでしたが、帰り際に不登校について私に話をしてくれました。

「 私の担任はとても変な先生で、私はその先生の事がとても嫌いでした 。
すぐに私を槍玉にあげるんです。
突然ステージに上がって歌えと言ってみたり、私が苦手な事を人前でやらせて私を笑いものにするようなことを好んでしている先生でした 。
なので学校に通うのはとても苦痛でした 。
週に何回か休みながらも学校に通えたのは、仲の良い友達のおかげだったと思います。
休んでいてもそのグループだけは私を快く受け入れてくれたからです。」

長らく視線恐怖や広場恐怖などの「他者の目に晒される恐怖」に悩まされてきた彼女の言葉はとても重く、少なくとも学校で二次障害と思われる原因を作ってきた気配を感じさせる話でした。

私の子供も、保育園から集団への適応は諦めてしまったクチなので思うのですが、時として管理目的で集団の中で統制が行われる場面があります。
いじめなんて特にそう。
それをする事で管理しやすくなる、居心地良くなる誰かの為に異物は餌にされてしまう。

スタンフォード監獄実験みたいなもんです。
看守役と囚人役を決めて各々演じさせたら、ものの3日看守役は非人道的な振る舞いを笑顔で行い、囚人役はそれを受け続けるようになる。

集団の力動は時として暴走する事も良しとする場合がある。
甘い汁を吸いたい誰かの為に搾取されないよう、誰かを搾取しないよう、対話はどうしても必要である。

そして、ソーシャルスキルトレーニング。
勉強も必要だけど、その前に生きるために対話を行えるように、嫌なものは嫌だ、しかし、成長の為ならリスクは取れる大人にする為にも。

そして、大人は子供が逃げ込める場所であれ。本人に選択させる余地を持たせよ。
そう思えた会でした。

次回は大人の発達障害あるあるラボです。
6月15日(土)穂高公民館第3会議室、13:30~です。
皆さんのお話、楽しみにしています。

写真は知らない間に息子が撮って作ってました。ギャラクトロンかっこいいよね。サンダーブレスターも激カッコいいよね。