コンテンツへスキップ

昨日塩尻市社会福祉協議会ふれあいセンター東部を会場にして、大人の発達障害ピアサークルあるあるラボとふれあいセンター東部とのコラボイベントが開催されました。

ファシリテーターは吉野陽一さん。板書もしてくれました。

話題は発達障害のみならず、就労移行支援や行政、他障害関係など、幅広い分野で参加者それぞれの思いを分かち合うことができました。

参加者は精神障害当事者、支援者、発達障害当事者、地元の重鎮と、多彩な顔ぶれが揃いました。

参加者は総勢7名と、こじんまりしたものでしたが、それだけに濃厚な話し合いができたと感じています。

一部もやもやとした雰囲気を残して帰られた人もいましたが、問題提起という観点からは、これでよかったのかもしれません。

結論が出にくい話題であり、またわたし個人の反省点として思うところも多々あるのですが、これからも機会あれば、こうした住民参加型のワークショップを通しての情報共有をしていきたいと思っています。

特に学校関係や行政界隈での啓発や啓蒙はまだまだ必須だと、痛感しています。ぜひお気軽におこえかけいただければ、そのつど行けるものが話をする事は可能です。

お気軽におこえかけください。

あるあるらぼへのお問い合わせ:

aruarulabo@gmail.com「大人の発達障害ピアサークルあらあるラボ」

※写真提供:吉野陽一

#社会福祉協議会ふれあいセンター東部

#大人の発達障害ピアサークルあるあるらぼ

#シヤロームサロン

#発達障害

#生きづらい

#塩尻市

#のぞみカウンセリング

しおじりまちつくりFES

今週土曜日(11/19)塩尻市主催の「しおじりまちつくりFES」が開催されます

その際に、

・「おめめどう」グッズ展示

・あるあるラボ紹介動画および当事者の生声動画を連続動画公開

各種ちらし配置

・ちょっとした休憩スペースあり

こんな感じで3時くらいまでやります。

パネルも展示中ーえんぱーく&関連施設

ぜひぜひ遊びにきてください

まちつくりFESパネル

入退場ありつつおよそ8名での開催でした。

ファシリテーター宅の風呂修理の為、度々ファシリテーター不在となりました。遠くで『みんな話しているな』とは思いながら中座しておりました。風呂直って良かったです。

前半の話『自分が居やすいコミュニケーションと居ずらいコミュニケーションって?』

週2回のカルチャーセンターでは楽しく過ごせて特に人間関係でも問題は起きないけど、毎日通う居場所ではどうしても文句を言われがちというお話。

私自身は雑談は滅法苦手で、一般的にいうところの『お互い仲良くなる為のお天気の話や今日のニュース』は丸々無言になってしまいます。でも案外と喋りやすい場面と喋りにくい場面はあるらしく。

♪LINEは一杯書くけど、直接会うと無言になってしまう

♪定期的にzoomで話して慣れているけど、直接会うと余り話さない

♪親子だと喋り方が似ていてついつい嫌な気持ちになってしまう。きっと自分の嫌なところが見えているせい

♪得意な伝え方はきっとみんな違う

♪ネットが得意な人たちが発達障害当事者には多い。まずはネットを経由してから直接会うといい

♪全くインターネットを使わない発達特性が強い人たちも居る。集まれる場所作りの意義が問われる

などのお話がありました。現時点でのあるあるラボは、きっとインターネットフレンドリーな皆さんの方が多いかなと思います。

後半のお話『片付けとかこだわりとか経済的な問題とか重なると話がこじれて難しくなる』というもの。

ざっくり雑談スタートの後半で、子育ての話や教育の話が多めでした。

経済的に余裕が無いと選択肢がそれだけで少なくなるのに、更に発達障害があって使えるものが少ないとなるとそれだけでもう手詰まりになってしまうなあというしみじみ苦しいお話。

勉強するにしても自分で選んだものは身になって継続しやすく、薦められたり親が誘導したりではなかなかそれは定着しづらい。

そうえば、発達障害は特に興味のあるもの以外はアドレナリンが出ないので取り組みづらいんですよね。

♪遠くの場所にあった書道教室の先生の教え方が上手で頑張って通った。

♪書道を嗜んでいるが、今は内服薬の作用で手が震えるので少し縁遠くなってしまっている

♪合気道は続けている。いじめられたことがきっかけだった。

私は父親に当時13万近くした高額なワープロを買ってもらった事が大きな選択だった気がします。あのワープロで作った同人誌で色んな人たちに会うことができました。

今日もあるラボメンバーの豊かな才能に触れて励まさる日でした。このあと片付けもしました。

『ちょっとだけでも続けるって大切ね。昨日よりもちょっとだけ片付いたんですよ』

って言って貰えて、それ私もそうなんですよって素直にうれしかったです。

来月は8月13日のお盆真っただ中の開催になる予定なんですが、皆さん移動で余り参加できないかしら?

また次回お会いしましょう!

(上村聡美代筆)


あるあるカフェー 場所: 塩尻市市役所 ふれあいプラザ
あるあるカフェー 場所: 塩尻市市役所 ふれあいプラザ

6月22日13:30~から2回めの塩尻当事者会を開催しました。総勢6名の参加だったので、人数としてはほどよい感じです。これくらいだと個々との距離がうんと近くなります。できる事も増えてきます。

そもそものコンセプトが” やりたい事をまずやってみよう!お互いが先生♪ ”なので、基本的に専門家はいません。しいて言えば自分が専門家です。得意あるいは好きで続けてきた事や、生きやすくなるために、試してみた事の中から、他の人にもちょっとずつおすそ分けして、分かち合いしてくださいな~という事です。

なにせ私たち発達障害者には、とてつもなく完全壁が強かったり、好きな事は一点集中型でのめりこむなど、不特定多数者にはない特性があります。知らぬ間に大家になっている人もいるのです。

今回は吉野さんが大好きなコーヒーうんちくを披露してくださいました。豆からこだわって作るので、風味や味も格別です。将来は自分のカフェショップを開きたいなんだそうな。本人曰く”セミプロ”です。

コーヒーセラピーなどというものがあるのかどうかは、定かではありませんが、コーヒー一杯で日頃の辛い気持ちや、体験もひと時でも癒されて、元気が湧いてて来たら万々歳。

次はぜひあなたの”これ知っているよー、これが得意だよ~”を、持参してください。

たとえばこんな事です。

全国の駅名が言える・・・・・駅名を話題に全国周遊旅の模擬体験、駅名にまつわるおもしろ話題で大盛り上がり等

科学・物理学が好き・・・ちびっとマニアックな世界で遊んでみよう♪ついでにちょびっとおりこうになろう♪

etc

生徒も必要なのでご遠慮なくご参加ください~。

セミナーの後残り時間は、通常の当事者会です。当事者会の良いところは、同じようなところで痛い思いや、さみしい思いをしてきた仲間と会える事です。だれにもわかってもらえなかった苦しみを、吐露できて共有してもらえる、他の当事者の体験も聞ける、そこから自分でもまねできそうなものがあれば、持ちかえって試してみるのもいいし。

まさに当事者ならではの濃い話が、たくさん出てくるのが、当事者会ならではです。相性の問題もあるので当当事者会が万全とは、けして申しません。でも独りぼっちで

悶々としているなら、思い切って参加してみるのも手ですよ~。

基本的に第4土曜日午後13:30~塩尻総合文化センターを使っています。

費用:100円です~

※内容によって500円程度になる事もあるので、確認してください。

aruarulabo@gmail.com上村まで

~大人の生きづらさについて~

講師はすべて18才以上の生きづらさを抱えた大人たちです。大人だからこそ言える事もある。どうぞ大人の生きづらさを知ってください。

対象:

支援者、家族、学校関係者、企業担当者(役場を含む)。自分の生きづらさのなんたるかを知りたい当事者や、発達障害に関心のある方も可

 会場:

長野県が中心です。1~4名程度を予定。

テーマ事例:

小中高の発達障害が根底にある長期の不登校や引きこもり問題、当事者の生きづらさを理解する、etc。

謝礼:

応相談

申し込み・お問い合わせ(担当上村):

お問い合わせフォームからお願いします。

会場、担当者名、主催元など、具体的内容を明記してください。追ってお返事します。