この記事では、
知ったつもりの発達障害 〜伝えあおう わかり合おう〜の
内容について、レポします^^
●前半:樋端佑樹先生のお話
40分という時間の中で、36枚のスライドを用いて、
発達障害についての基本的なことを教えていただきました。
主要な論点は、こんな感じ。
●人間の発達について
●多数派と少数派の発達の特徴
●ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠陥多動症)、LD(学習障害)
DCD(発達性協調運動障害)などの具体的な障害について
●発達障がいを持つお子さんの子育てについて
子育て支援やスクールカウンセリングの場でも、
「発達」についてのご相談は、ダントツに多いのですが・・・
わが子が発達障がいがそうでないのか、にかかわらず、
先生がおっしゃっていた子育てについての論点は、
とても大切です。
わたしが、やっぱりここだよね! と思う点を3つ挙げるなら、
1.個別に配慮された丁寧な子育て
2.オモロイ感じの子どもを、ええ感じの大人に
3.努力や根性ではなく、創意と工夫
です。
要は、発達障があってもなくても、
お子さん一人ひとりの「個性」=「得意・苦手の特徴」のがありますから、その特徴を見極めて、
苦手なこと=できないことは、配慮と支援で、できやすくするサポートを、
得意なこと=突き抜けていることは、それが発揮される環境で、子どもの成長につなげる!
なんで、できないの!?
ではなく
どうすると、できるかな?
この発想です。
まずは、大人が子どもの個性を見極めて、
適切な支援をしていけば、
子どもは、自分を適切に理解していくことができます^^
自己理解があれば、できないこともなんとかやれるように工夫したり助けをもとめたりすることができ、凸凹があっても、凸凹のままで、なんとか生き抜くことができます。
先生のお話の中でも、
あ、いいなと思うことは、ぜひ取り入れていただき、
お子さんを「ええ感じの大人」に育てる輪を広げてほしいなと思いました^^
・・・そうはいっても、
自分の場合、どうしたらいいの? と思いますよね。
後半の当事者の方たちの語りに、
そのあたりの具体的なお話が満載でした!
次の記事では、座談会のレポを書きますね!
⇒まだ続く・・・。
【この記事を書いた人】
上間春江(臨床心理士)
虹のかけはし/子どものミカタプロジェクト代表
https://happy-mirai-create.jimdo.com/
ブログ
https://ameblo.jp/happy-mirai-create
ピンバック: (レポ)知ったつもりの発達障がい 〜伝えあおう わかり合おう〜①全体の様子レポ – 発達障害あるあるラボ